普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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悟り・・・鈴木大拙『禅』より

”人生の根本問題は、主客を分かつものであってはならぬ。問いは知性的に起されるのであるが、答えは体験的でなくてはならぬ。なぜならば、知性の性質として、知性上の答えは必ず次から次と問いを呼び求め、最後の答えに到り着くことがない。その上、たとえ知性の解決というものが得られたとしても、それはつねに知性の上に留まり、おのれ自身の存在を揺り動かすものとはなり得ない。”

禅ではよく、「なりきる」という言葉を発するが、修業時代に先輩の修行僧に「なりきれ!」と言われたものだが、正直、意味を理解しておらなかった。

「なりきる」ことは答えではなく、答えにたどりつくための方法である。「なりきる」というやり方に知性は必要ない。むし知性を持って臨むと「なりきれ」ない。



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by fumonken | 2018-06-29 21:35 | Comments(0)