お正月も終わり、また普段の生活が始まります。暮らしに終わりはありません。お寺の坊さんはその暮らしぶり自体にその坊さんの価値があると思っています。暮らし方、生き様はとっても重要です。
「境涯」ともいいます。そんな境涯がにじみ出るような坊さんになりたいです。それは日々の暮らしをまじめに、質素に、淡々と過ごしていくしかありません。それでいいんです。そこに価値があるんだと思います。
ハレの日ではなく、ケの日(普段の日)ほど、坊さんはかっこよくなくちゃいかんと思います。そう信じて日々を過ごしていきます。