普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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伝統

伝統とは、古くからのしきたり・様式・傾向、血筋、などの有形無形の系統を受け伝えることである。

伝統の言葉を見ると「統を伝える」と読める。「統」とはおおもとや基本という意味の目的語になり、「伝」は動詞といえる。

そこで、これが「言統」だったらと考える。「統を言う」となり、おおもと、基本を単に言うことになる。
単に言うことだから、その「統」の内容は新しいことでも、外から入ってきたものでも、もちろん古くからのことでも、その対象は限定的ではなくなるであろう。

しかし「伝える」という言葉には、伝える内容に時間的、系統的な意味合いをもつ。単に今の事象を言うのではない。時間軸の有無にこそ「伝」である意味がある。

現在の即物的な即興的な世界観とはずいぶん違う。

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by fumonken | 2018-03-05 11:27 | "不"不立文字 | Comments(0)