普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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台湾に行って

台湾の知人の僧侶の好意で、台湾のお寺に投宿させてもらった。そのお寺には数人の男僧、10人ほどの尼僧と10人ほどの信者が住んでいた。その信者は出家を志している人々らしい。

私がそのお寺に行くと、「阿弥陀婆(おみとふ)」と合掌して言って挨拶をしてくれた。阿弥陀婆とは阿弥陀仏のことである。私も「阿弥陀婆」と挨拶をした。

驚いたことに私が空港で帰りの便を待っているときも、台湾人の僧侶はもちろん、数人の一般の方も私を見て、「阿弥陀婆」と挨拶をしてくれた。
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by fumonken | 2014-10-30 13:45 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

ナヴォイ劇場

ウズベキスタンに「ナヴォイ劇場」という中央アジアで最も格式高いと言われる劇場がある。大東亜戦争後、ソ連によって不法に抑留させられた旧日本軍の軍人・軍属は、強制労働として、ナヴォイ劇場の建設が課せられた。

抑留者は長時間の労働、半分腐ったような食事が出てくるなど劣悪な環境の中で、『日本に必ず帰って、もう一度桜を見よう。日本人の誇りを捨てるな』の合言葉のもと、妥協のない姿勢で一所懸命に働いた。
そして3年かかるとされたこの建設を2年で完成させたという。

あるウズベキスタンの母親が少年に「ほら、あの日本兵を見なさい。ソ連兵が見ていなくても一所懸命に働いているでしょう。あなたもそんな人間にならなくてはいけません」と言ったという。その少年が後のウズベキスタンのイスラム・カリモフ元大統領である。

ナヴォイ劇場には、日本人抑留者の功績をたたえ、記念のプレートが掲げられている。「日本人は恩人だ。決して捕虜と書くな」という大統領の強い思いで、「1945年から1946年にかけて極東から強制移送された数百名の日本国民が、このアリシェル・ナヴォイ―名称劇場の建設に参加し、その完成に貢献した。」と日本語で書かれているという。

実際に作業に関わった500人のうち、79人もの日本人が亡くなっている。その墓地にはウズベキスタンの人たちによって、桜の木が植えられている。
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by fumonken | 2014-10-24 13:46 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

台湾に行って

先日、5日間、初めて台湾に行った。ようやく行くことができた。この感動はなかなか言葉にはできない。

普門軒に毎年、投宿される台湾人の投宿者がおり、その投宿者の親類には僧侶もいる。その親類も普門軒に何度か来られている。その二人はいつも、台湾に来てほしいと言ってくれた。私も合うたびに台湾に行きたい、行きたいと言っていたが、その思いがようやくかなった。

たったの5日間しか、台湾に過ごすことができなかったが、この感動は本当に言葉にはできない。

また台湾に行きたい。「謝謝台湾!」。
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by fumonken | 2014-10-20 13:10 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

divertissement

フランス語に「divertissement」という言葉があります。

1.娯楽、楽しみ、余興、幕間、アトラクション
という意味だ。しかしこの「divertissement」にはもう一つの興味深い意味がある。

2.気分転換、気晴らし、【古】(重要な問題から)関心をそらせること
もともとの語源として「divertissement」には、(重要な問題から)関心をそらせることという意味があるというのだ。

私たちは「ゆとり教育」という言葉に代表されるように、娯楽や余暇を持つことを是としているが、その余暇(ゆとり)には、同時に(重要な問題から)関心をそらせることという意味があることも覚えておきたい。

特に現代は、「divertissement」の言葉の意味の通り、娯楽、余興によって(重要な問題から)関心をそらせれてはいないであろうか。

ちなみに近代以前の日本には、いわゆる日曜日のような安息日というものはなかった。
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by fumonken | 2014-10-16 14:46 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)