普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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立て続けに

フランス、スペイン、そして今日、スイスで鉄道事故がありました。非常に悲しいことです。しかしながら特にスペインの事故はどうやら人為的事故のようで、何ともいたたまれません。

ちなみに我が国が世界に誇る新幹線は、1964年の開業から、死亡事故はわずか1件。しかも駆け込み乗車による事故のみです。あの東日本大震災のときも、新幹線は脱線すらしませんでした。衝突や脱線といった車内の乗員乗客が死亡した事故は50年近くたっていますが、いまだ0という誇るべき鉄道です。

これは単に技術的なことだけではなく、安全に対する思いの違いも大きいと思います。またこれまでの在来線での事故の教訓をいかしているからこそのことと思います。本当に誇るべきものです。
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by fumonken | 2013-07-30 10:26 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

王子様がお生まれになったそうです

英王室のキャサリン妃殿下が王子様をご出産されたそうです。おめでとうございます。
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by fumonken | 2013-07-23 08:13 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

男の子? 女の子?

英国ではロイヤルベイビーの話題で持ちきりのようです。皇室をいただく、日本人としてもうれしい話題です。実は私が気になったのは、英国王室が赤ちゃんが男の子か、女の子かわかっていないことです。エリザベス女王陛下でさえ、ご存じないと言うことです。当たり前すぎますか?

でも、今、妊娠されると多くの人たちは、赤ちゃんが男の子か、女の子かを事前に承知しているようですね。私はそのことに対して、日頃、非常に抵抗を感じています。

ここに英国のロイヤルファミリーも事前に赤ちゃんの性別を確認しないということは、敬意を表したいと思っておる次第です。できれば、これを機に、また事前に性別を確認しない風潮が広がってくれるとうれしい限りです。

命とはなんでしょうか。
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by fumonken | 2013-07-22 05:56 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

大切にしたい言葉です

「しみる」という言葉。どんな漢字を連想しますか。
「インクが紙の裏まで染みる」、「靴の中まで水が浸みる」、「凍みるような寒さ」と書くことができます。

これはどうですか。「心まで沁みるような歌声」。
「沁みる」とてもきれいな言葉です。
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by fumonken | 2013-07-15 20:34 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

正統性と正当性

今、エジプトがまた混乱しております。2年前の「アラブの春」。今の大統領は選挙で選ばれたと言います。しかしながら今、エジプトは大きな混乱の中にあります。大統領は2日、国民に以下のように仰ったそうです。

「脅しや暴力で憲法に干渉する権限は誰にもない。神はお許しにならない。憲法の正統性を変えたり新たな制度を作る権利は誰にもない」


私はこの「正統性」という言葉が気になりました。「憲法の正当性」なら、憲法が言う正しいことなのですが、「憲法の正統性」とは、憲法が正しいこととは何かと言える根拠と言えます。

語源的にみると、正当性(legality)と正統性(legitimacy)はもとは同じ「法」という言葉から派生したそうです。特にlegitimacyは「嫡出」という家族法的意味をもちました。そのことを「正しいと言える根拠=正統性」としました。ですから非嫡出子が合法的に王位に就いたとしても、その正統性(legitimacy)は問題になるわけです。

今多くの国の体制は君主制ではなく、民主制になっております。民主制にとっての「正統性」とは何なのでしょうか。民主制にとっての「何が正しいと言える根拠」何なのでしょうか。

君主制にせよ、民主制にせよ、「正統性」と「正当性」が合致しているときは安定するのですが、それらが対立または乖離したとき、国は乱れます。

ちなみに私たちの国「日本」は、世界一長い2600年に渡る「正統性」をもった君主がいらっしゃいます。長い歴史を見ても、その日本人の中の「正統性」と「正当性」は比較的バランスよく安定していたのだと思います。その結果が世界で一番長い、現存する最古の「国」であると言うことです。

またエジプトの人々の中の「正統性」と「正当性」も早く安定してほしいものです。
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by fumonken | 2013-07-03 14:00 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)