普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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心を摂(おさ)める

いよいよ今年も臘八摂心(ろうはつせっしん)が始まります。摂心(攝心:せっしん)とは、読んで字の通り「心を摂(おさ)める」と言う意味です。つまり心の静寂、心の平安をもとめるということです。

仏教の開祖であるお釈迦様は坐禅をされて、心を摂めることによって、真理にたどりつき、この世の法を見抜いたわけです。その修行の様式を重んじるのが禅宗です。

禅宗の修行道場では、坐禅のために日常があります。坐禅の時間がある日を「摂心」といいます。だいたい五日間や七日間の単位で摂心の期間はあります。五〜七日間の摂心の期間があり、一日、二日坐禅のない日があり、また五〜七日間の摂心があり、数日摂心でない期間がある。このようにスケジュールが組まれております。つまり摂心の期間が日常なのです。

また摂心には大きく三種類あります。普通の「摂心」と、普通の摂心よりも坐禅の時間が長い「大摂心」が年に五回。そして大摂心よりももっと坐禅の時間が長い「臘八大摂心」が年に一回あります。

臘八大摂心は摂心の中の摂心なのです。明日は臘八大摂心について。
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by fumonken | 2011-11-29 19:45 | 禅・仏教について | Comments(0)

歴代和尚さんのお墓の整備その三

本日、投宿の方といっしょに歴代和尚さんのお墓の回りに竹垣を作りました。みなさん初めてのことでしたが、時間が経つにつれ、手慣れていきました。お疲れ様でした。おかげさまで立派な竹垣ができました。和尚様方も喜んでいただけたと思います。
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by fumonken | 2011-11-27 10:24 | 作務 | Comments(0)

おじいさんの日記

私のおじいさんは明治四十二年の二月生まれ。平成十七年十二月に亡くなりました。九十六歳でした。もう六年もたつんだなーという思いです。

なんと私のおじいさんは昭和十年より平成十七年まで毎日、日記を書いておりました。その日記を少しずつ活字に落としていこうと思っております。なかなか達筆?で読みづらいのですが、貴重な資料なので、なんとかデータ化していこうと思います。市井の人々がどんな暮らしをしていたのか、どんな思いで毎日を過ごしていたのか、本当に興味深いです。
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by fumonken | 2011-11-20 18:45 | おじいさんの日記 | Comments(0)

歴代和尚さんのお墓の整備その二

お墓の話ですが、これまでは日本ではお一人一つずつお墓を設ける習慣があったのですが、特に戦後からは家族で一つのお墓を設け、いっしょにみんな入るという習慣になりました。

この習慣は和尚の墓にも言えるようになり、近年は一つのお墓を設けて今後の和尚はいっしょに入るという形が多いようです。普門軒も墓地も大きくありませんので、今回のお墓の整備を機に、いっしょに入る先住塔を作らせていただきました。

とはいうものの、骨山(こつさん:貧しいお寺)である普門軒は新しいお墓を建てるには財政的に難しい。そこでこれまで石碑としてたっていた先住塔を、納骨できるように加工していただきました。明和(十八世紀中期)時代に作られた古いものを利用させていただきました。

職人さんが丁寧に、細かい作業で、そして真っ白になりながら、加工してくださいました。本当にありがたいことです。これから大切に受け継いで行く所存です。

また作業中より小雨が降り始めたのですが、私が「もう雨も降っておりますので、掃除の方は構いませんよ」と申し上げたのですが、最後の掃除まできっちりされていく姿に、日本の職人の美しさをみました。
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by fumonken | 2011-11-06 11:11 | 作務 | Comments(0)

歴代和尚さんのお墓の整備

私は普門軒の十四代目の和尚です。本日、これまでの和尚さんのお墓の整備をしていただきました。九月にここに泊まられた人たちとその基礎を作務でこしらえたのですが、今日は石屋さんに頼んで、お墓を移動していただきました。職人さんたちは本当に手際よくお仕事をしてくださり、想像したとおりの、それ以上のものができて、本当に満足しております。ここに住職として来て以来の思いがここに形になりました。
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by fumonken | 2011-11-05 19:46 | 作務 | Comments(0)

トラ、ありがとう

今日のお昼過ぎに、飼っていた犬の寅次郎が亡くなりました。このひと月の間、いろいろなことを考えさせてもらいました。本当にありがたいことでした。またひと月の間、トラが頑張ってくれたおかげで、いろいろな人がお見舞いに来てくれて、トラと会うことができました。

トラ、長い間、本当にお世話になりました。感謝しています。本当にありがとう。本当にありがとな。
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by fumonken | 2011-11-02 18:03 | 日課抄・歳時記 | Comments(1)