普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

ブログトップ

<   2008年 02月 ( 20 )   > この月の画像一覧

このところ雨、雪続きで

このところ雨、雪続きでろくな作務ができません。とくにここは境内地が赤土なので、雨が降るとすぐにどろどろになり、手も足も出せません。

でもふと気づくと日が長くなったのを感じます。夕方、六時頃でもずいぶん明るくなりました。そういえば、今は、暦で言えば啓蟄。虫が動き始める頃です。確実に春は近づいてきています。もう二月も終わりですからね。
[PR]
by fumonken | 2008-02-28 21:40 | 作務 | Comments(0)

先日、雲水仲間が参りました

昨日、僧堂時代の雲水仲間がお寺に参りました。やっぱりうれしいものです。同じ釜の飯を食った仲と言いますが、僧堂はまさにそういうところです。

禅宗の場合、修行道場では仏教学を勉強するわけでもなく、法要や法事の勉強をするわけではありません。朝起きて、朝課をして、ご飯をいただいて、掃除をして、托鉢をして、作務をして、坐禅をして…。ただただ、同じ修行の毎日を続けているだけです。

私が感じたのは、坊さんとしての生活を学ぶ場という思いがしました。坊さんの生活、つまり修行の生活となるわけです。それを何年も、何年もしていくうちに、何かがわかっていくんじゃないでしょうか。
[PR]
by fumonken | 2008-02-27 17:59 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

今日は天神さん

今日は二十五日。「天神さん」の日です。天神さんとは毎月二十五日、北野天満宮で行われる骨董市のことです。特に今日は御祭神菅原道真公が延喜三年(903)二月二十五日になくなられた祥月命日でもあります。

とはいうものの古物好きの和尚には花より団子ならぬ花より古道具。ぶらぶらと散歩しながら古道具の品定め。今日は特に着物の反物を探しに行きました。自分用のものではなく、友人のものを探しに行きました。なかなかいいものがあったので納得のいく買い物ができました。
c0154437_2141352.jpg

[PR]
by fumonken | 2008-02-25 21:04 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

裏庭改造歴…その一

昨日から今日にかけて、植木屋さんに来てもらって、裏庭の大工事を行いました。四本の庭木の移植です。サザンカ三本とウメ一本。これが想像以上に難工事でした。植木からではなく、未生のものだったので根が深く、それこそ一筋縄ではいきませんでした。

ところで「根回し」という言葉があります。交渉や会議などで、事をうまく運ぶために、あらかじめ手を打っておくこと。下工作。「しかるべき部署に―する」と辞書にはあります。でももともとは植木の用語です。木を移植するには、穴を掘って、いきなり移植してもだめです。木を移植する際に周囲をあらかじめ掘って根を一部切り落とし、細根を発達させておくんです。それが転じて交渉ごとなどを根回しというようになったそうです。でもこれも昭和四十年代からだそうです。これまた不思議なことですね。

将来ここを畑にしていくつもりです。
c0154437_21134240.jpg

[PR]
by fumonken | 2008-02-23 21:05 | 作務 | Comments(0)

男の修行…山本五十六海軍大将

禅宗は修行をモットーとしています。坊主の暮らしそのものが修行であり、それが結果、坊主の価値を作っていきます。

戦前、大日本帝国軍人の中にの大将に有名な山本五十六海軍大将がいらっしゃいました。山本大将は「男の修行」という遺訓を残しています。男である以上、これを旨とすべし。すぐにはできないかもしれません。でもそう心がけて生きていくことこそ修行なんです。元からできる人は修行の必要ありませんから。では男性諸君、とくと味わって、明日からの生きる指針としてください。

苦しいこともあるだろう
云い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじつとこらえていくのが
男の修行である。

[PR]
by fumonken | 2008-02-22 21:32 | 日課抄・歳時記 | Comments(1)

やっぱりお百姓さんは…

富山にいる友人から今日、電話がありました。彼女のうちは兼業農家で、週末には彼女も田んぼに水を張る手伝いをしていたそうです。へーもう田んぼの準備がはじまるのかと思いました。
言われてみれば、二月十九日は暦の上では「雨水(うすい)」でした。「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」ということです。昔から農耕の準備を始める目安とされてきたそうです。やっぱりお百姓さんは、本当に自然とともに暮らしているんだなーと感じました。私も見習いたいです。
その彼女もこの四月で寿退社。季節の移り変わりの早さと同時に、時のたつ早さも感じた今日この頃でした。お幸せに。
[PR]
by fumonken | 2008-02-21 21:33 | 日課抄・歳時記 | Comments(3)

お雛さんを飾りました

涅槃会(ねはんえ)も過ぎ、春が又一歩近づいてきました。床飾りもお雛飾りにしました。床の間に段を作り、毛氈を敷いて、そこにひな人形を飾りました。ふるーい人形を手に入れたので、早速今年から飾りました。

写真が見ずらいとの要望にお応えして、今回からカラーの写真を採用いたします。
c0154437_18225596.jpg
c0154437_18239100.jpg

[PR]
by fumonken | 2008-02-20 18:23 | 日課抄・歳時記 | Comments(1)

実は市長選がありました

二月十七日の日曜日。市長選がありました。結果は自民・民主・公明・社民の相乗り候補が共産候補に九百票あまりの差で当選しました。百万都市が九百票の差です。ちなみに投票率は三十七%位であったようです。ここでは市長選、知事選ともにいつも非共産対共産の争いなのですが、今回は四人の候補者が出ていました。非共産、共産、無所属が二人。

若い無所属の候補が出馬したのですが、市長選は全く話題性もなく、このような結果になってしまいました。非常に残念です。
[PR]
by fumonken | 2008-02-19 19:18 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

しかしよく降ります

しかしよく降ります。毎日のように雪が降ります。おかげで作務もできません。室内の掃除の日々です。でも季節や天気によって左右される暮らしはいいものです。予定は狂いますが、人間らしい暮らしができます。日もずいぶんと長くなってきました。後一月もすればお彼岸です。寒さ暑さも彼岸までとはよく言ったものです。本当にすてきな日々を過ごさせて頂いております。
c0154437_1834264.jpg

[PR]
by fumonken | 2008-02-18 18:09 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)

おばあちゃんの声を聞いて

今月の週末から檀家さんのお宅に伺って、あいさつ回りをさせて頂いています。今日は遠出の檀家さんで移動時間の計算が甘く1時間近く遅れてしまい、待たせてしまった檀家山はかなりご立腹。えらい勢いで叱責をいただいてしまいました。いままでかなり順調にあいさつ回りをしてこられたので、かなり憂鬱な帰路となりました。

夜、お寺に帰ってきて、今日のまとめをしているとき、電話がかかってきました。「あちゃー、これはまたクレームかな?」と受話器をとると、その声は大好きなおばあちゃんの声でした。いやー、救われました。いままでの憂鬱な気分がいっぺんに飛びました。卒寿をこえたおばあちゃんの声です。優しい、何でも受け止めてくれる観音様の声です。

おばあちゃん、ありがとう。
[PR]
by fumonken | 2008-02-16 21:03 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)