普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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明日香にいって参りました

奈良県明日香村は日本のふるさとだと思っています。何が一番それを感じさせるのか。それは風景です。低い山々、小さい川、田園、三角屋根の民家、そこで暮らす家族。いいです。とてもいいですね。日本の原風景です。原風景といっても昔々の風景ではありません。ちょっと昔、三十年くらい前にはまだまだ日本各地にあった風景です。あったんですよ。本当にあったんですよ。

明治期、ヨーロッパの都市計画の専門家が日本の城下町をみて、造園都市だといったそうです。城下町という市街地ですら、木々の多さ、堀や川、用水路、自然の地形を取り込んだ都市や町の成り立ち、そして各家には庭があり、そこにも小さな自然が広がる。

今はどうでしょうか。庭を壊して駐車場にしています。あー悲しい。木々の代わりにコンクリートの電信柱や目障りな看板ばかりです。

今の二十代前半より若い日本人の多くはその原風景を知らずに育っていることと思います。プレハブ建築やマンションで暮らす日本人。土を踏まない通勤通学路。私は思います。まず、自分の家に庭木を植えていきましょう。プランターではなく庭木です。庭木も落葉樹。苗木は二、三千円でかえます。まずは木一本から。
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by fumonken | 2008-09-12 09:58 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)