普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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終戦記念日に思う

八月十五日です。大東亜戦争が終わって六十三回目の終戦記念日です。私は大東亜戦争と呼んでいます。それぞれ戦争の名称には理由があります。戦争といえども名前ですから、それぞれの思いがあってつけられています。大東亜戦争の名称は昭和十二年閣議で決められたそうです。

昭和二十年、終戦直後、GHQによってその呼び名が禁止されます。公文書はもちろんありとあらゆる出版物が検閲されました。つまり戦後、大東亜戦争が太平洋戦争になったのです。さらに昭和二十七年、講話独立後も「自己検閲」によって現在も太平洋戦争という名称が主流です。

歴史伝統を重んずる私としては「大東亜戦争」という名称を使っています。坊さんの立場で家々過去帳などを読み上げるとき、そこにはまぎれもなく「大東亜戦争」「支那事変」の名が出てきます。他人はどうあれ、歴史や伝統を今生きている人間の都合だけで書き換えるということが、私にはどうしてもできません。

ちなみに戦時中アメリカのニューヨークタイムズやワシントンポストなどでは、もちろん太平洋戦争とは呼んでいません。なんて呼んでいたか。「Greater East Asian War」と記事にかかれています。訳せば大東亜戦争だということは中学生でもわかります。
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by fumonken | 2008-08-15 19:51 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)