普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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持鉢ノススメ

持鉢は禅寺で使う食器です。霊供膳(りょうぐぜん)というのをご存じですか。お仏壇にお供えするお膳のことです。五つの食器を使います。「飯椀」、「汁椀」、おかず用の「平皿(ひらざら)」、酢または香の物用の「猪口(ちょこ、または、いのくち)」そして漬物用の「壺(つぼ)」の五つです。これは日本の食卓、いわゆる和食の基本的な形です。

持鉢も同じように五つの食器を使います。その五つの食器が入れ子になっています。これがいい。入れ子になっているため場所もとらずに収納に優れています。また禅寺では、僧侶は修行のみということで、五つの食器を控えるという意味を込め、食器は三つしか使いません。つまり「猪口」「壺」にあたる分を使わないわけです。三つ目の食器に一緒に入れます。従って写真のように並ぶわけです。
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by fumonken | 2008-05-08 21:17 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)