普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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最近、昭和三十年代が…

最近、昭和三十年代が雑誌、テレビ、映画等で取り上げられる機会が多いように思います。とてもよい兆候だと思っています。昭和三十年代を中心に考えてみると、今から約五十年前。昭和三十年代から五十年さかのぼると明治末期から大正時代。終戦後からわずか十年足らず。現代より戦前の方が近いんです。つまり、今多くの人から懐かしがられている昭和三十年代とは、戦前が色濃く残る時代なんですね。

誤解しないでください。戦前と戦時中とは全く違うんです。今われわれ、戦後民主主義教育を受けさせられてしまったジャパニーズは「戦前はずーっと戦争をしている時代」と思っています。でもこれは全く事実と違います。これはGHQの戦後の教育方針である自虐教育を、今だに文科省や日教組が受け継いでいるからなんです。

ちょっと話がずれました。ようするに昭和三十年代ブームとは日本人が日本人らしく暮らしたいという本能的な回帰だと私は思っています。田舎暮らし、古民家暮らし、町家暮らしのブーム、そしてスローライフ。民主主義、個人主義、能力主義、経済主義…。西洋人であるジャパニーズとして生きることに疲れた人たちの日本人回帰の動きだと思っています。別に人口の1%の人たちだけでもかまいません。心ある人は日本人として、一歩、前に踏み出してください。早くしないと、「元から日本人」である戦前を知っている人がいなくなってしまいす。
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by fumonken | 2008-01-23 21:23 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)