普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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四九日にすること…その二開浴

前回の四九日の日には剃髪(髪の毛をそること)については、お話ししました。今日は四九日のもう一つの大切な日課、「開浴(かいよく)」についてお話しします。

開浴とはお風呂にはいることです。四九日、つまり禅寺では四と九のつく日しかお風呂に入れないということです。四日、九日、十四日、十九日、二十四日そして晦日(月末の日)。この六日間だけです。僧堂(修行道場)はもちろんこの決まりを今でも守っています。そして今でも薪風呂です。古材を業者からいただいたり、境内で切り倒した木を薪にします。これを薪作務(まきざむ)と呼んでいます。ここは残念ながらガス風呂です。将来、薪風呂に替えたいと切に願っています。

開浴のことですが、開浴する前には、入浴中に悟りを得たと言われている「バッタバラ菩薩(ぶさ)」に半分の線香をたて、三拝してから入ります。そして入浴後、また三拝します。浴場には「不許高談戯笑」と書かれています。本来は半分の線香が燃え尽きる間(約十分から十五分)に身体を洗い、湯につかり、そして上がるそうです。ここでも残念なことに、普門軒には「バッタバラ菩薩(ぶさ)」がいらっしゃらないので、どうにか手に入れたいと思っています。「不許高談戯笑」は自分で書こうと思っています。
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by fumonken | 2008-01-19 21:47 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)