普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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訓読みと音読み

日本語の表記は仮名と漢字だ。仮名ももともと漢字である。つまり日本語の表記は外国の文字である漢字で表記されている。英語もアルファベットで表記されるがアルファベットも元をたどれば、外国の文字であるギリシア文字に由来する。同じようなものだ。

しかし日本語の特徴は、漢字のもともとの発音に加え、日本語の発音も漢字に加えたことだ。つまり訓読みである。

たとえば「こんにちは」を漢字で書くと「今日は」となる。発音は「こんにちは」であり、「
きょうは」とは発音しない。古代の日本人も「こんにちは」と言っていたのだろう。「ありがとう」も「有り難う」と漢字で書くが、発音は「ゆうなん」とはいわない。訓読みをもつことにより、日本古来の日本語が保たれたと言っていい。

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by fumonken | 2017-06-07 21:21 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)