普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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independenceと独り

independenceという英語の言葉は否定を表す「in」+依存を表すdependenceからなる。つまり「依存しない」という意味である。そして明治になって日本人はindependenceという漢字として「独」をつっかた熟語「独立」という字を当てた。

独という漢字は正字では「獨」と書き、けものを表す「犭」と牡を表す「蜀」からなる。もともとの意は「犬がケンカする」と言う意である。犬は寄り合うとケンカをするので、一匹ずつ離しておいたことから、ひいてはひとり、相手がない、人の助けによらない状態や様子などを表す字となった。まさに依存しないindependenceである。

漢字の歴史からみれば、独りである理由、依存しない理由が「ケンカをしてしまう」からというのが興味深い。



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by fumonken | 2017-04-02 10:26 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)