普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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「自づから」と「自ら」

「自」と言う字は、鼻の形を形取った字である。鼻を指して自分を示すところから、転じて自己の意味となった。

訓読みでは、「おのづから」と「みづから」と読む。

「己(おの)+づから」と「身(み)+づから」からきている。
「づから」とは「つ+から」で、「つ」とは「の」の意味である。例えば、目の毛で「まつげ」。沖の海底を「沖つ白玉」といったりするが、その「の」という意味である。
「から」はそのまま今の意味での「まま」である。

ゆえに「己づから」は「己のまま」であって、「身づから」は「身のまま」という意味になる。

己と身の違いが「自づから」と「自ら」の違いといえる。
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by fumonken | 2015-07-01 14:41 | 禅・仏教について | Comments(0)