普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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ご結婚おめでとう

○○さんへ

京都の普門軒です。ご無沙汰しております。この度はご結婚おめでとうございます。式の方はいかがでしたか。当分□□の方にいるんですか。□□の桜はもう見頃は過ぎたでしょうか。

さて結婚の時、つまり晴れやかなときには多くの友達、知人が集まってくれます。でも本当の信頼できる人というのは、苦難になったときに集まってくれる人のことです。そういう人を一人でも多く、作って下さい。また○○さん自身も、相手に対してそういう人になって下さい。それにもっとも必要なことは「信」の道です。

「信」とは人+言で、約束をまもること。つまり言うこととすることを同じくすることです。これを言行一致といい、これは禅のもっとも大切にするところです。つまり「信」とは言行一致の精進の上に成り立つのです。

言行一致の精進をして始めて人に用いられるようになります。これを「信用」といいます。信用されてさらに精進することで、人に頼られるようになります。これを「信頼」といいます。さらに言行一致の精進を積み重ねると、人に任されるようになります。これを「信任」といいます。

どうぞ、お互いのことを信じてください。同時に信じてもらえるように精進して下さい。われわれの人生とは「信」の道なんです。この「信」の道をあゆむことで、気づけば、自らを信じることができるようになるんです。これを「自信」というんです。
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by fumonken | 2014-04-09 11:59 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)