普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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日本人らしさとは何か

日本の国、日本人のこと、日本人の精神(=心)をよく考えてきました。その方法の一つとして私は禅宗坊主になりました。今、本当に禅宗の坊主として身をおけたことに感謝しています。本当にこの国のこと、この国の人々のこと、とりあわけその精神性がわかってきた気がしています。

今、40歳にして私が思う日本人らしさとは何か。それは「思いやり」だと思うに至っております。「思いやり」という精神性こそ、日本人が日本人たる理由だと思います。

さらにその「思いやる」対象は何なのか。

それは「相手の名(誉)」だと私は思うのです。相手の名誉を傷つけない思い。それが思いやりだと思います。相手とは目に見える相手はもちろんのこと、今は無き人々、またこれから生まれてくる人々の名誉を思う。

日本人らしさの気遣い、心配り、心づかい、もてなし。さらに和の精神、協調性、礼儀正しさなどの根幹は、この「相手の名(誉)を思う=思いやり」だと思っています。
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by fumonken | 2012-08-14 21:11 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)