普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

ブログトップ

原子力発電の推進者と大東亜戦争の大本営

私は原子力発電については明るくないので、その危険性や利便性について詳しい見識をもっておりません。私がいろいろな専門の方たちの話を聞いていて思うことを述べます。

とくに原発を推進している方たちをみていると、大東亜戦争末期の大本営の軍務官僚と同じじゃないかと思うわけです。はじめに断っておきます。私は決して大東亜戦争に関して、間違っていた、戦前の日本は間違っていたという思想の持ち主ではありません。

大東亜戦争末期、軍務官僚と政治家は国家の方針を冷静に見直すことができなかった。そのまま戦争を続けるべきなのか、戦略を見直すべきなのか、戦争を終息に向かわせるべきなのか。一度進んだものを誰も止めることができなかった。その結果が昭和二十年八月です。

今の原発推進の方の思考回路は大東亜戦争末期の軍務官僚と同じ思考回路だと私には感じます。とりあえず浜岡原発だけでも止めてみようと言えないのか。誤解を恐れずに言いますと今回の福島原発の事故はミッドウェー海戦の敗戦かもしれません。米軍の沖縄上陸の直前かもしれません。私は原発の戦略をこのままの状態で進めることは、空襲で何もかも失ったあの無惨な敗戦に向かうのではないかと危惧するわけです。

「神国日本は絶対に負けない」「原子力は全廃できない」。この二つの思想が私には重なって見えます。私はこの国を愛するがために原子力関係者の方々、政治家の方々は勇気を持った「英断」を切にのぞみます。
[PR]
by fumonken | 2011-04-21 21:45 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)