普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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4.四苦八苦…仏教における「苦」とは

仏教の根本的な世界観として「一切皆苦」をお伝えしました。それでは、「苦」とはなんぞや。

仏教において根本的な苦しみとして、
生・老・病・死(しょうろうびょうし)…生まれること、老いること、病むこと、死ぬことの四苦。
愛別離苦(あいべつりく)…愛する者と別離する苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)…怨み憎んでいる者に会う苦しみ。
求不得苦(ぐふとくく)…不老不死や、求める物が得られない苦しみ。
五蘊盛苦(ごうんじょうく)…生きているだけでわき上がるあらゆる精神的な苦しみ。

これら八つのことがらを「苦しみ」ととらえます。それはこの世を無常、無我の世界観としてとらえられない結果として、八つの苦しみとして表れてしまう。

中でも「五蘊盛苦」は「一切皆苦」と同じ意味を表します。ですから、私たちは「五蘊(ごうん)」をひもとく必要があります。
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by fumonken | 2011-04-08 17:35 | 禅・仏教について | Comments(0)