普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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思い起こせば

私は今年38歳になりましたが、思い起こしますと20代の頃、初めて外国を一人で旅をし、それ以来、色々外国を巡ちました。いささか格好をつけるようですが、日本とは何か、日本人とは何かを主題に生きてきたように思います。とにかく20代は日本とは何かを考えてきた。でもそれは多分に自己的な見解であったことが、禅宗坊主になってみて、はじめてわかりました。今、禅宗坊主になったことを本当に嬉しく思っています。

本当にうれしい。禅宗坊主になり、その答えが少しずつ、しかも確実に開いてきています。日本人とは何か。一言で言えば、日本人とは心の民だと思います。心は近代思想の言葉では訳すことができない。訳すことができないと言うことは、心の義を近代思想の概念でとらえることができないと言うことです。つまり、日本人は心について、近代思想にはないとらえ方をしていると言うことです。心とは深い深い義がある。本当に深い。心は深い。心の民。それが日本人です。
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by fumonken | 2010-06-06 07:29 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)