普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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韋駄天さん

禅寺の玄関先には韋駄天さんという仏様がおられます。禅寺では庫裡(くり:居住の建物)を守護する仏様として、また、食物とくにごはんの欠乏を防ぐ功徳があるとされ、祀られています。お寺では季節の初物やお客様からのおみやげなど頂いたときには、まず韋駄天さんに持って行きます。また朝と夜寝る前にお経を読みます。

普門軒にも勿論韋駄天さんがおられます。しかし、玄関先でなく、奥におられるので、この度、玄関先にお越しになっていただけるよう、韋駄天さんの仏壇を大工さんに作ってもらっております。

師匠はこの普門軒の住職と入る私にこんなことをおっしゃられました。
「韋駄天さんのお経にこういう言葉がある。食輪法輪両倶運転(しりんはりんりょうきゅういんせん)。これはおまえがちゃんんと坊主として法の車輪を回せば、しぜんと食(経済)の車輪も回ってくるんだから、お金ののことは考えるな。普門軒は檀家も実入りも少ないし、四、五年はしんどいかもしれんが、坊さんとしてやるべきことをやりなさい」とこんなようなお話をして下さいました。
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by fumonken | 2010-04-13 11:17 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)