普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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名前の話その二

東洋の名前の話です。中国、朝鮮、台湾、ベトナム(越南)、日本ですが、性ー名の順で名乗ることが共通しています。日本をのぞいた国には金や李、鄭、黄、楊、矯、陳など類似する名前が見受けられます。また、性が一文字、名が二文字がほとんどです。さらに夫婦別姓で父系の性をもちいるのも共通しています。これは漢性(かんせい)と呼ばれる漢字文化圏で用いられる名前の特徴です。また漢性の由来は出身地、居住地などが最も多く、他に祖先の名や爵位、王様からの与えられた名などが多いと言われています。朝鮮半島では古代中国の五行思想に由来する漢字が使われることが多いそうです。

ちなみに世界で一番多い性は「李」だそうです。李さんは中国、朝鮮、台湾、ベトナム(越南)ともに多くおられるそうです。李はもともと唐の皇帝の性で、やはり朝鮮とベトナムには李氏を名乗る王朝がありました。

名前から東洋の国々の関係性をみると、宗教を背景にした関係性と言うよりも、漢文化(中国文化)を背景としたつながりがあると見受けられるようです。

それでは、日本の名前ははやり東洋の国々と共通しているのでしょうか。これは次回に。
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by fumonken | 2010-03-04 16:45 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)