普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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終戦記念日にて

今年も八月十五日が来ました。今年は幾分暑さの和らいだ日だったような気がします。普門軒は小さなお寺で檀家数も少ないですが、大東亜戦争で亡くなられた数人の英霊が眠っております。前のブログでも書いたとおり、先々代の住職も昭和十七年フィリピンで亡くなっております。

お盆の季節で、各家にお参りに参りますと、対応される方の多くは、年配の方です。こういう季節ですから戦前や、戦時中のお話になることが多いです。そんな中で先日、樺太で終戦を迎えた方のお話を伺いました。当時のソビエトは日本と日ソ中立条約を結んでいましたから、八月九日のソ連の日本に対し宣戦布告は、完全な国際法違反でした。そのとき、宣戦布告はソ連の日本大使館へ通達しました。しかしながら日本大使館から日本本土に向けての電話回線は全て切断されておったので、完全な奇襲攻撃となったわけです。

本土はもちろんのこと、外地である樺太の人々にとって、ソ連の奇襲は寝耳に水ですね。こういうことを日本では卑怯者というのですが、国際社会では特に、その歴史における戦争の度合いの高い西洋人になっては、勝てば官軍なのかもしれません。
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by fumonken | 2009-08-15 20:23 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)