普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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お水下さい運動…その1

先日、私の外国人の友人が某有名なお寺さんに行きました。いわゆる観光寺、拝観寺院です。この暑い季節です。お寺の初老の女性の方いらっしゃったので、私の友人はこう訪ねたそうです。

「お水をいただけませんか?」
この言葉にお寺さんの方は即座に、
「あちらに自動販売機があります」
と言われたそうです。

お寺さんでこんなことを言われたことにかなりショックを受けたそうです。慈悲(じひ)は仏教徒にとって、もっとも大切な心の有りようです。慈悲とは他者への哀れみ慈しみの心、それに伴う「そうせずにいられないという行為」のことです。その行為には「利」を介しません。

日本人は、慈悲の字を「茲心非心(じしんひしん)」といっておりました。「この心、心に非ず」といい、自分の心を中心とするのでなく、相手の心を心として生きるといういみです。これは慈悲の心を如実に表しております。つまり、いっさいの人々と同体であるという自覚に生きることが慈悲であります。ちょっと長めになったので今日はここまで。
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by fumonken | 2009-07-12 07:13 | 日課抄・歳時記 | Comments(1)
Commented by 堂所もみじ村 at 2009-07-14 14:53 x
こんにちは、毎日暑いですね。。ヤッパリお水のみたいですよね。。