普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

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滅私奉公

以前にも書いたように、私の中に「日本人になりたい」という強い思いがこの道に進んだすべてです。いま手元に、私が坊さんの道に入った頃の手帳があります。日本とは何なのか、いろいろメモがしてあります。思い出しますね、その頃のことを。私は一つの言葉にであった、その言葉こそ日本人が日本人たる象徴的な言葉だと思ったのを、鮮明に思い出すことができます。

その言葉こそ「滅私奉公」です。私心を捨てて人のために捧げる。「滅私奉公」こそ、坊さんとして生きる俺の座右の銘だと思いました。

でも、いま生きている多くの日本人、もっというと、戦後教育を受けた世代にとって「滅私奉公」という言葉は、暗いイメージ、負のイメージはないでしょうか。この言葉、一度、考え直してみませんか。
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by fumonken | 2009-01-31 14:00 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)