普門軒の禅寺日記・京都の宿坊・お寺に泊まる

ブログトップ

明日から臘八大摂心

臨済宗の専門道場では大摂心(おおぜっしん)といって年間六回ほど、一週間の集中的な坐禅週間があります。中でも臘八大摂心(ろうはつおおぜっしん)は「雲水(修行僧)殺しの大摂心」といわれ、もっとも厳しい大摂心です。臘は臘月のことで十二月、八は八日を表しています。お釈迦様が十二月八日、明けの明星を見て悟りを開かれたことにちなんで、十二月一日から七日間を一日ととらえ、坐禅三昧になる修行です。

江戸時代の臨済宗の中興の祖とよばれる名僧白隠禅師は晩年、臘八大摂心の際に修行者に向かって話されたものがあります。それが臘八示衆(ろうはつじしゅう)です。現在でも臘八大摂心になると、全国の専門道場で老師(師家)によって第一夜から第七夜までこの「臘八示衆」が雲水に対する叱咤激励の意味で解説されています。明日から一日ごとに紹介します。
[PR]
by fumonken | 2008-11-30 22:28 | 日課抄・歳時記 | Comments(0)